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» my life without me » date : 2003/11/16  
久しぶりに 週刊誌を買った。
もう何年ぶりかわからない。 その中であるエッセイが載っていた。
日本語の題名が 死ぬまでにしたい10のこと (my life without me)という映画をみて
作家が 自分に置き換えた話が載っていた。

まあ 映画の中では 主人公は あと2ヶ月の余命と言われ 残される子供たちに
毎日愛してると言ってあげて
18歳までのお誕生日メッセージをテープにとってあげて
そして 優しい新しいママを探してあげると言う内容だった。

何度か新聞でも すごいいい作品だといろんな有名人のコメントが載っていたけど
私は見る気がしなかった。
とっても平面的なきれいごとの話にしか思えなかった。

たったあと二ヶ月 8週間 60日しか人生が残されていないのに そんなにできるものなのか。。

私だったら。。。

この私の死を知っているとすれば愛すべきパートナーだけだ。
子供たちには言えない。
だから 子供たちには、できるだけ 毎日おいしい食事を作ってあげたい
でも いつか子供たちも察するだろう。
お互いの名前を言い合う数が増えるだろう。
生きている証をお互いに確かめるために 呼び合うだろう。
そして みんなそれぞれ一人になったとき 泣いているだろう。
愛情とはそうしたものだ。。

私は 一つだけしなければいけない。
故郷にいる親に会いに行かなければいけない
先立つ不幸を心でわびながら 精一杯私の姿を見届けてもらうために 会いに行かねばならない。

どんなにもがいて逃げても しっかりとした足取りで 死が迎えに来るのを 私はいったいどうやって受け止めていけるだろう。。

あんなに死に対して怖くもないと豪語していた私だけど、今とても動揺している。
何かをしたいとか そんな思いより、
ただただ その場にいることしかできない気がする。
ただ ただ昼間はみんなの顔をいつまでも見ていたい
そして夜は、愛するパートナーの胸で怖い夜を迎えないように 子供のように寝かしつけてもらいたい。 明日の朝がきっと来ると 頭をなでてもらいながら寝かしつけてもらいたい。

そして私は 忘れ去っていく存在になるだろう。
人は忘れる 忘れるべきなのだ。
だから、 新しい道が開けていくのだ。
残されたものは ただ思い出の私をそっと胸にしまってくれるだけなのだ。
my life without me 。。は 思い出の私なのだと思う。

見てもないのに。。 こんなに想像しちゃったよ!

» category : 私的回顧 ...regist » 2004/04/25(Sun) 16:05

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