:: back :: :: top :: :: next ::

 
» 会社と社員とものづくりと » date : 2004/07/04  
今の日本に一番欠けているものから発生したようなある事件と出来事が気にかかる。

世の中にものを出していくということは、どういうことなんだろう。

ものづくりが日本の産業の原点である。

まず、三菱自動車の一連の犯罪だ。
車というのは、まず安全が一番の大切なものなのに、利潤追求によってモラルが消えていった。

単なる物が壊れるだけならよいが、人の命を奪う犯罪に発展していった。

技術者は、設計上の問題をすぐにわかったはずだ。
なのに、きちんと発言できる立場を失った技術者しか三菱にはいなかったということだ。
政治の三権分立じゃないけれど、
会社の組織だって、事務、営業、技術の三本柱でお互いに侵してはならない域があるはずである。

本当に悔しく思う。
きっと世界的にトップの他のメーカーは、その辺を一番大切にプロとして個々の仕事を認め、発言できる社風だから、よりよいものを提供し続けているんじゃないのかと思う。

そして、もう一つ、また個人が会社で発明したものの特許について提訴した。
いったいどこからどこまでが本当に個人の発明になるんだろう。

彼は、会社の設備を使い、給料をもらい研究を重ねすばらしいものを作った。
それにあう対価がなかったから提訴したのだと思うけれど、
じゃあ、会社というものは何なのだろう。

もし、彼がことごとく失敗した場合、それで会社は彼に賠償を求めたのだろうか。

つまり、 三菱にしたって、この特許技術の件にしたって、会社と社員の関係がうまくいってないということになる。

会社に対する忠誠心というのは、終身雇用制から成り立ってきた。
こんな安心な制度はないと思う。
生活の安心があるから、人は自分のしなければならないことに没頭できるのだ。

しかし、今は成果主義で、終身雇用制がどんどんなくなり、ドライな関係しか成り立っていないのが現実だ。

ドライな関係では、信頼関係は成り立たない。
すべてにおいて信頼関係というのは、とても大切なことだ。

プリクラの発明者は、そのまま会社にいるはずだ。
そんなに報奨金ももらってないようだが、それなりうまくいってるのはなぜ?

お互いに意思の疎通を持ち信頼関係があるからだと思う。


今の日本に一番かけているもの、、それは信頼関係の世の中ということである。








» category : 世の中の出来事について ...regist » 2004/07/04(Sun) 16:31

:: back :: :: top :: :: next ::

:: P column M-i-O ::